子どものYouTube依存、悩ましいですよね。
頭では「やめさせたい」と思っていても、手が離せない時騒がれると、つい動画に頼ってしまう。
こうした悩みは現代の忙しい子育て世代にとって珍しいことではないのではないでしょうか。
我が家でも3歳・5歳・7歳の3兄弟にYouTubeを見せる時間が、平均4時間を超えることが当たり前になっていました。朝30分、夕飯前に1時間、夕食後に1.5時間。これだけで3時間、週末はさらに長くなります。
やめさせなければと思い強制的に終わらせると、泣いて大声を出したり、ひどいときには物を投げたりしてしまうこともあり、かなり依存に近い状態だったと思います。
そんな我が家のYouTube視聴時間が、思いもよらない方法で半減した体験談を紹介します。

わが家は「子どもが買ったおもちゃで遊んでくれない」悩みがあり、プロのプランナーが子どもの月齢と好みに合わせておもちゃを選定してくれる「おもちゃのサブスク」の利用を開始したのです。
このサービスを開始してから、Youtub視聴時間が4時間→2時間に半減するという体験をしました。
今振り返ると効果がでた理由はシンプルで、YouTube以外に夢中になれる遊びができたからです。
あとから知ったのですが、米国小児科学会(AAP)でも、動画視聴は「禁止ルールより代替活動」を推奨しており、我が家の体験はその実践に等しい結果でした。
この記事では、
- 我が家でなぜ子どもがYoutubeより「おもちゃ」を選ぶようになったのか
- どんな風におもちゃに夢中になったか
- その結果起こった平日・週末の過ごし方とYoutube視聴時間の変化
を具体的に紹介していきます。
──────────────────────────────
なぜ子どもがYoutubeより「おもちゃ」を選ぶようになったのか
数のインパクト|4~6個のおもちゃが入ったおもちゃ箱が届く
「おもちゃのサブスク」は、文字通り定期的におもちゃを貸してくれるサービスです。
2か月に1回、4〜6個ほどのおもちゃが入った段ボールが自宅に届き、次のおもちゃが届くタイミングで、前回のおもちゃを返却します。定期的におもちゃが入れ替わることで、子どもがおもちゃに飽きないだけでなく、子どもの成長に合わせておもちゃをアップデートしていくことが可能です。
これまで我が家で新しいおもちゃを買うときは、基本的に1つだけ。せっかく買ってもすぐに飽きたり、兄弟で取り合いになったりして、結局またYouTubeをつけてしまうことも少なくありませんでした。
対して、おもちゃのサブスクでは、一度に4〜6個もの新しいおもちゃが届きます。届いた日は、子どもたちは大興奮。3人で段ボールを取り囲み、好きなおもちゃを選んで遊んだり、兄弟の遊び方を真似したり、「それ貸して」とおもちゃを交換したり。いつものようにYouTubeをつけるより、「新しいおもちゃが沢山入ったおもちゃ箱」のほうが子どもたちにとってお宝に見えたのでしょう。

好みにフィット|プロのプランナーの月齢×好みに合わせた選定がクリティカルヒット
もう一つの決定的な理由は、プロのプランナーが「子どもの月齢×好み」に合わせておもちゃを選んでくれるため、子どもがハマる確率が高いことです。
おもちゃのサブスクを使うまで、私は失礼ながら「おもちゃなんて、どれも同じ」と思っていました。なぜなら、これまで自分で選んで買ったおもちゃで、子どもたちが夢中になって遊ぶ経験がほとんどなかったから。だいたい1日遊んで、そのまま放置。正直、おもちゃを買って良かったと感じるこはほとんどなかったです。

ところが、おもちゃのサブスクを始めて最初のおもちゃが届いた日、子どもののめり込み方の違いに驚きました。箱を開けた瞬間の喜び方もさることながら、私だったら絶対に選べないような知育玩具に、子どもたちが何時間も夢中になる様子を目の当たりにしたのです。
私はそれまで「自分の子どもの好みは、親である自分が一番わかっている」と思っていました。
でも実際のところ、私が知っているおもちゃの選択肢はごくわずか。結果として、簡単すぎたり難しすぎたり、見た目は合いそうでも遊んでみると好みに合わなかったり、発達段階と好みの両方に合った「ちょうどいいおもちゃ」を選べていなかったことに気づきました。
一方プロのプランナーは、数万点のおもちゃの選択肢に加え、月齢ごとの発達段階や「このおもちゃが好きな子は、これも好き」という膨大な選定データを持っています。だからこそ、親が選ぶ以上に「我が子に合った」おもちゃがが届き、熱中する結果を出せたのだと分析しています。

どんな風におもちゃに夢中になったのか
5歳兄が「サーキット・メイズ」に2時間集中
おもちゃのサブスクを使って数々の魅力的なおもちゃに出会えましたが、特に印象的だったのは、NASAのエンジニアが監修した「サーキット・メイズ」という電磁式迷路。
電気がプラスからマイナスに動く仕組を利用して、光がゴールへ進むように迷路を組み立てる知育玩具です。

5歳の息子が届いた初日にすぐにルールを理解し、2時間近く集中して遊ぶ姿に驚かされました。
また、電気が迷路を進みながらゴールに進む姿が面白かったようで、兄弟で取り合わず、作る側と見る側にわかれて一緒に遊んでいた様子も印象的でした。その後も親が勧めなくても連日自分で取り出してきて、一人で黙々と遊ぶ様子はこれまで見たことのない熱中具合でした。
3歳弟が「ボーネルンドのビー玉転がし」に立てこもって熱中
3歳の弟がはまって印象的だったのは、ボーネルンドのクアドリラベーシックセット。
最初はお兄ちゃんと2人で遊び方を覚え、気づいたら自分で説明書のコース例を選んでコース作りにチャレンジするようになっていました。やっている時は親にも邪魔されたくない様子で、個室にこもって組み立てに集中しており、他のおもちゃでは感じたことのない成長を垣間見ることができました。
それまで我が家にとって、おもちゃは「一時的な刺激」にすぎないことが多かったのですが、月齢や興味に合ったおもちゃを選ぶことで、子どもが自ら遊び、試行錯誤しながら成長していくツールになるのだということを身をもって体験することになりました。

平日・週末の過ごし方とYoutube視聴時間の変化
Youtubeの視聴時間が1日4時間→2時間に半減
おもちゃのサブスクを使い始めてから、一週間のYouTube平均視聴時間が、1日4時間から2時間に半減しました。
YouTubeを禁止するのではなく、代わりに夢中になれるものを見つけるという方法は、科学的にも効果が示されている方法。はからずもこれを実証した結果となり、わが家でもその効果を実感しました。

月3,500円のおもちゃ代で、家計全体の出費がむしろ減った
おもちゃのサブスクは、月額3,500円ほどの追加出費です。ところが我が家では、おもちゃのサブスクを使いはじめてから、家計全体の出費がむしろ減りました。
どういうことかというと、週末におもちゃで遊ぶ時間が増えたことで、「暇だから出かけよう」ということが減り、外出にかかる娯楽費が自然と減ったからです。
たとえば、ハッピーセット目当てで行ったマクドナルドで家族で約2,500円。「100均だから」とつい買いすぎてしまったおもちゃに600円。雨で公園に行けず、キッズパークに行けば入場料3,000円……、積み上げの娯楽費はあっという間に1万円近く。
振り返ってみると、子どもの暇つぶしのために、毎月かなりのお金を使っていました。おもちゃのサブスクをはじめてからは、家で夢中になって遊べる時間が増えたことで、「なんとなく出かける」ための出費が確実に減りました。
さらに、我が家ではおもちゃのサブスクをはじめてから、新しいおもちゃを衝動買いすることが、ほとんどなくなりました。「子どもが退屈しているから、何か買ってあげよう」という場面が減ったことで、結果的におもちゃの衝動買いにかかっていた費用や、週末の娯楽費まで抑えられるようになったことで、トータルの出費を削減することができたのは想定外の効果でした。

・理系・兄弟利用ならキッズラボ(キッズ・ラボラトリー
・オールラウンドならトイサブ!(トイサブ!
・学習教材派ならCha Cha Cha(Cha Cha Cha
・0-4歳の乳幼児ならAnd TOYBOX(And TOYBOX
兄弟で協力して遊ぶ経験がすごく増えた
これも想定していなかった効果なのですが、サブスクの知育玩具は、一人でも遊べるだけでなく、「兄弟で協力して遊べる」ものも多いのです。
以前から家にあったおもちゃは、兄には遊べても弟には難しかったり、そもそも一人遊びを前提としたものが多かったりして、兄弟で一緒に遊ぶのが難しいものでした。取り合いになって、結局どちらかが遊べなくなることもしょっちゅう。
一方、おもちゃのサブスクで届く知育玩具には、完成系が大きいおもちゃや、組み立てたブロックをベースにしてボールを転がしたり、車を走らせたりする「作って、動かして遊ぶ」タイプのおもちゃが定期的に入ってきます。こうしたおもちゃが兄弟で遊ぶのにぴったりでした。

「この部品探して集めてきて」
「俺こっち組み立てるから、そっち組み立ててあとで合体しよう」
「倒れないように支えるから、ボール転がしてみて」
といった具合に、一人ではできないことを兄弟で協力して完成させる遊び方が自然と生まれます。
一番小さい弟はまだ難しい係はできないからパーツ探し係、など兄弟なりに誰が何をできるかを考えて役割分担をしている様子は、チームワークを学ぶ姿そのものでした。
YouTubeを3人でぼーっと眺めている時間と比べると、明らかにいきいきと遊んでいる時間が増えたと感じています。
おもちゃのサブスクの仕組紹介
「おもちゃのサブスク」を実際に試してみたいと思った方に向けて、ここからはサービスの仕組みと、利用者だからこそわかる「使って良かったこと・悪かったこと」を本音で紹介します。
30秒で説明すると
おもちゃサブスクは、月々定額で、子どもの月齢に合ったおもちゃを定期的に借りられるサービスです。買うのではなく「借りて遊んで返す」ので、家にあそばないおもちゃが溜まらず、収納スペースも増えないのがメリットです。サービスによってコースや内容に多少の違いはありますが、基本的には月額3,000~4,000円程度で、2か月に1回、4~6個ほどのおもちゃが届くサービスが一般的です。
主なサービス提供会社
国内のおもちゃのサブスクは10種類以上あります、検索数や口コミの多さから見ると、トイサブ!、ChaChaCha、And TOYBOX、キッズ・ラボラトリーの4社が有名所になります。
この4社はそれぞれ得意なおもちゃの領域が異なっており、オールラウンドの海外知育玩具は「トイサブ!
他のサブスクや、主要4社の違いを詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

おもちゃのサブスクを使って良かったこと
おもちゃのサブスクを使って良かったことは
- こどもたちが「おもちゃで遊ぶ時間」が明らかに長くなったこと
- 兄弟だけで遊べることが増えたこと
- 週末何しようと困ることが減ったこと
- 図らずも、Youtube依存をなおすことができたこと
- 小さなチャレンジと成功体験を沢山積めること
- おもちゃの衝動買いがや無駄遣いが減ったこと
- おもちゃが増えず、収納場所がきれいに保てるようになったこと
- 知育玩具を通してこどもの知識が増えたこと(世界地図・日本地図・理科・地理・数や重さ)
- 図らずも、習い事並の知育ができていると感じること
- 遊びの選択肢が増えたことで、親の心の余裕も増えたこと
など沢山あり、私は子育て世帯におもちゃのサブスクは、心からおすすめできると思っています。
おもちゃのサブスクを使って悪かったこと
メリットを上回るほどのデメリットはありませんが、率直に言うと、「借りているおもちゃ」だからこそ、パーツの管理には気を遣います。返却するものなので、パーツをなくしたり壊したりすると、
「どうしよう」と焦ってしまうこともありました。
ただ、どのサブスクサービスも子どもが遊ぶおもちゃであることを前提に、紛失や破損に対する補償サービスが充実しています。補償にかかる費用も無償か安価なオプションで良心的です。
サービスを使い慣れ、子どもたちに「これは借りているおもちゃだから大切にしよう」と伝えたりするうちに、少しずつ片付けも上手になることで、最初に感じていたパーツ管理のストレスも、だんだん減っていきました。
専門家が勧めるYouTubeのやめさせ方
我が家が実践できたのは、たまたまおもちゃのサブスクという「代替活動を用意する」という方法でした。調べてみたところ専門家が勧めている動画をやめさせるアプローチは、これだけではありません。
読者のご家庭でも無理なく取り入れられる方法を組み合わせられるよう、専門家が勧める6つのアプローチも簡潔にご紹介します。
1. 代替活動の提供※我が家が実践したのはコレ
米ハーバードCMCHのマイケル・リッチ医師が最も強調するアプローチ。「見せない」より「見なくても退屈しない状態を作る」。知育玩具、工作、料理手伝い、楽器、家族ゲーム等。
我が家の場合、この方法におもちゃサブスクが効きました。
2. 家族全体のメディアプラン
米国小児科学会(AAP)推奨。子どもだけに制限をかけず、家族全員で共通ルールを作るアプローチ。「パパもママも夕食中はスマホなし」等、大人がまず範を示す。
3. 共視聴と対話
「何をどう見ているか」を親が一緒に見て、対話する。「これはなぜ面白い?」「本当のことかな?」と話し合うことで、受動的視聴を能動的学習に変えられます。ショート動画のダラダラ視聴の抑制にも効果的。
4. メディアフリーゾーン/タイム
「寝室にスクリーンを持ち込まない」「食事中はスクリーンオフ」等の物理的・時間的境界を明確化。ルールを「時間量」でなく「場所・場面」で切ると、子どもも守りやすい。
5. 親のモデリング
CMCH・日本小児科医会が指摘:親のスマホ使用時間が子どもの使用時間と強く相関するというデータがあります(親が使うほど子どもも使う)。「子どもに言う前に、まず親が離れる」が最も効くケースも多いようです。
我が家はこどもがおもちゃに夢中な時間、私はできるだけ本を読むことを心がけてみています。実際はSNSをだらだら見てしまうこともありますが・・・心がけているだけでも偉いと自分をほめています。
6. 屋外・身体活動の増加
WHOがガイドラインで提唱しています。シンプルですが、身体を動かして疲れると自然と画面時間が減ります。週末の公園・散歩等、代替活動と組み合わせながら、親が元気な時に外出できるといいですよね。
我が家の場合は「代替活動」が最も効果的でしたが、例えば「メディアフリーゾーンをつくり、食事中はテーブルにデバイスを置かない」といった方法も、比較的どのご家庭でも取り入れやすいと思います。小さなことでも、親の行動が変わると、子どもの行動も変わっていきます。
それでも「何をやっても無駄」と思ってしまう日もあるかもしれません。そんなときは、おもちゃのサブスクのような頼れる味方も上手に取り入れながら、肩の力を抜いて取り組んでいきましょう。
まとめ:置き換えで、YouTubeとの距離は変わる
今回は「おもちゃのサブスク」という興味の置き換えによって、子どものYoutube視聴時間を減らせた我が家の体験談を紹介しました。おもちゃサブスクは、「YouTubeを禁止する」ためのものではなく、「魅力的な代替遊びで、自然と画面時間が減る」ための選択肢のひとつです。

もちろん、おもちゃのサブスク以外にも、家庭での時間や場所に関するルールづくり、親子で一緒に見る「共視聴」、外で体を動かす時間を増やすなど、専門家が勧めるアプローチは複数あります。ひとつの方法にこだわらず、「これならできそう」と思えるものから試してみてください。
最後に、「おもちゃのサブスクを試してみたい」という方に向けて、ご家庭のタイプ別におすすめのサービスも紹介します。
ご家庭のタイプ別のおすすめ
ご家庭のタイプ別のおすすめもまとめておきます。
・兄弟利用×理系派×長期利用→キッズ・ラボラトリー
→トイサブ!
→Cha Cha Cha
And TOYBOX
▼ 各社を更に詳しく比較したい方向けの記事はこちら


▼ 2社で迷った時の比較記事はコチラ
キッズ・ラボラトリー vs トイサブ!比較記事
キッズ・ラボラトリー vs Cha Cha Cha 比較記事
キッズ・ラボラトリー vs And TOYBOX 比較記事
トイサブ! vs Cha Cha Cha 比較記事
トイサブ! vs And TOYBOX 比較記事

